洗剤の匂いが要らない人は一定数いる
香水を使わない。柔軟剤も控える。それなのに洗剤だけは香りつきが並んでいて、選択肢がない。
香料が体質的に合わない人、職場で匂いを避けたい人、赤ちゃんがいる家庭。理由はさまざまですが、「香りを足したくない」という需要は確実にあります。
ただ、売り場では「無香料」と「微香」が同じ棚に並んでいて、違いが分かりにくい。ここを整理します。
無香料と微香は別物
| 中身 | 洗い上がり | |
|---|---|---|
| 無香料 | 香料そのものを使っていない | ほぼ無臭。柔軟剤の香りが素直に出る |
| 微香 | 香料は入っているが控えめ | ほのかに残る。人によっては気になる |
「微香」は香料を使っています。ゼロにしたいなら無香料を選ぶ必要があります。
なお、無香料でも完全な無臭とは限りません。洗剤の原料そのものの匂い(石けん様の匂いなど)が残ることがあります。これは香料とは別のものです。
無香料の選択肢
サラヤ ヤシノミ洗たく洗剤が代表的です。香料・着色料・蛍光剤を使わず、すすぎ1回で使えます。植物由来の洗浄成分で、手肌への配慮を前面に出した製品です。
気になる点も書いておきます。 洗浄力は控えめです。皮脂が溜まった枕カバーや、泥汚れには物足りない場面があります。無添加であることのトレードオフなので、欠陥ではありません。
汚れがひどいものだけ別の洗剤で洗う、という使い分けができる人に向きます。
微香で足りるなら
香りをゼロにする必要はなく「強くなければいい」という場合は、微香タイプが現実的です。
P&G さらさは蛍光剤・漂白剤・着色料を使わず、香りも控えめです。生成りや淡い色の服が多い家庭、赤ちゃんの肌着にも選ばれています。
こちらも洗浄力は控えめという評価です。日常的な皮脂汚れや襟袖の黒ずみには対応できますが、強い汚れは苦手とされています。
柔軟剤の香りを主役にしたいなら
意外と多いのがこのパターンです。柔軟剤の香りは好きだが、洗剤の香りと混ざって濁るのが嫌というケース。
この場合、洗剤を無香料にすると柔軟剤の香りが素直に出ます。香りの設計を柔軟剤側に一本化できるので、狙った香りになりやすい。
逆に、洗剤も柔軟剤も香りつきにすると、どちらの香りでもない匂いになりがちです。
選ぶ順番
- 香りをゼロにしたいのか、弱ければいいのかを決める
- 汚れの程度を確認する(無添加系は強い汚れが苦手)
- 落としきれない衣類があるなら、そこだけ別洗剤にする運用を決める
この順で決めれば、候補は2つくらいに絞れます。
まとめ
無香料と微香は別物です。ゼロにしたいなら無香料、弱ければいいなら微香。どちらも洗浄力は控えめというトレードオフがあります。
汚れがひどいものだけ分けて洗う運用ができるなら、無添加系は十分に選択肢になります。
洗剤全体の比較は洗濯洗剤6種を比較にまとめています。

