パッケージの言葉では分からない
「うるおい」「ダメージ補修」「サロン品質」。売り場の言葉はどれも良さそうに見えて、比較になりません。
判断できるのは成分表です。しかも見る場所は1か所で足ります。
「水」の次を見る
シャンプーの成分表は配合量の多い順に並んでいます。1番目はほぼ「水」です。
2番目に来ているのが主な洗浄成分です。ここで系統が分かります。
| 系統 | 成分表での書かれ方の例 |
|---|---|
| 高級アルコール系 | ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Na |
| アミノ酸系 | ココイルグルタミン酸TEA、ラウロイルメチルアラニンNa など「〜イル〜」 |
| ベタイン系 | コカミドプロピルベタイン |
「〜硫酸Na」と書かれていれば高級アルコール系です。分かりやすい目印になります。
系統ごとの向き不向き
高級アルコール系は泡立ちがよく、洗浄力が高い。ワックスや皮脂をしっかり落とせます。安価です。乾燥しやすい人には強すぎることがあります。
整髪料を毎日使う人、皮脂が多い人に噛み合います。
アミノ酸系は肌と同じ弱酸性でマイルド。髪のタンパク質を守りながら洗えます。価格は上がり、泡立ちは控えめです。
頭皮の乾燥や刺激が気になる人に向きます。
ベタイン系はさらに穏やかで、ベビー向けや敏感肌向けに使われます。
ブランド名では選べない
同じパンテーンでも、シリーズによって洗浄成分が違います。
- ミーシリーズ:ラウレス硫酸Na系(高級アルコール系)
- ミラクルズ:マイルドな洗浄成分
つまり「パンテーンは合わなかった」という判断は正確ではありません。どのシリーズかで別物です。
「ノンシリコン」は洗浄成分の話ではない
よく混同されますが、シリコンは手触りを補う成分で、洗浄成分とは別です。ノンシリコンだから優しい、という関係ではありません。
- 洗浄成分 → 頭皮への刺激と洗浄力
- シリコン → 指通りと仕上がり
この2つを分けて見ると、選択肢が整理できます。
実際の見方
- ボトルの裏の成分表を見る
- 「水」の次の成分を1つだけ確認する
- 「〜硫酸」なら高級アルコール系、「〜イル〜」ならアミノ酸系
売り場で30秒あればできます。宣伝文句を読むより早いです。
まとめ
シャンプー選びは、成分表の2番目でほぼ方向が決まります。ブランド名やキャッチコピーでは判断できません。
自分がどの系統で失敗したかを覚えておけば、次の買い物が早くなります。
シャンプー全体の比較は市販シャンプー6種を比較にまとめています。

