「人工甘味料なし」で探しても、表示が分かりにくい
プロテインの甘い後味が苦手で「人工甘味料なし」を探すと、似た言葉がいくつも出てきます。
- 人工甘味料不使用
- 甘味料不使用
- 砂糖不使用・無糖
- 甘くない・プレーン
この4つは同じ意味ではありません。いちばん確実なのは、表のキャッチコピーだけで決めず、原材料表示に「甘味料(○○)」があるかを見ることです。
まず確認するのは原材料表示の後半
食品の原材料と添加物は、別欄に分けるか、原材料名の途中にある「/」などで区切って表示されます。甘味料は用途名と物質名を組み合わせ、たとえば「甘味料(ステビア)」のように書かれます。
プロテインを選ぶときは、原材料表示の「/」より後ろ、または添加物欄を確認してください。
よく見かける表示には、次のようなものがあります。
| 表示例 | 見方 |
|---|---|
| 甘味料(スクラロース) | 甘味料を使用 |
| 甘味料(アセスルファムK) | 甘味料を使用 |
| 甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物) | 甘味料を使用 |
| 甘味料(ステビア) | 甘味料を使用。一般に植物由来として案内されることが多い |
| 甘味料の記載なし | 少なくとも表示上は甘味料不使用 |
「人工甘味料だけ避けたい」のか、ステビアなども含めて「甘味料そのものを避けたい」のかで選択肢は変わります。迷うなら、「甘味料(...)」の記載がない製品を基準にすると判断がぶれません。
「無糖」でも甘味料入りの場合がある
「無糖」「砂糖不使用」は、甘味料不使用を意味しません。砂糖を使わず、別の甘味料で甘さをつけている商品もあります。
逆に「甘くない」と書かれていても、乳由来の糖などでわずかな甘みを感じる場合があります。森永乳業の「inPROTEIN 甘くない抹茶オレ」は甘味料不使用を掲げ、甘みは乳由来の糖質によるものと案内しています。
買う前の確認順は、次の3つで十分です。
- 表面の「人工甘味料不使用」だけで決めない
- 原材料表示の添加物欄、または「/」より後ろを見る
- 「甘味料(○○)」があるか確認する
避けたい理由は「危険だから」と決めつけなくていい
甘味料は、国が使用を認めたものについて安全性の評価や使用基準が設けられています。この記事は、特定の甘味料が危険だと断定するものではありません。
一方で、後味、甘さの強さ、毎日飲み続けたときの飽きやすさは人によって違います。味の相性を理由に避けるのは、プロテインを飲みきるための十分な判断材料です。
粉末で探すならプレーンも候補
甘味料を避けやすいのは、無香料・プレーン系です。ただし、甘くない代わりに乳っぽさや粉っぽさが目立つ製品もあります。
最初から大袋を買わず、少量サイズがあれば先に試してください。プレーン単体が飲みにくい場合は、無糖ココア、ブラックコーヒー、無調整豆乳などで自分で味を調整できます。
味つき製品を選ぶ場合も、原材料表示で甘味料の有無を確認します。「ナチュラル」「自然派」といった印象の言葉だけでは判断できません。
すでに甘いプロテインを買ってしまったら
捨てる前に、次の順で薄めると飲みやすくなることがあります。
- 水の量を増やす
- 無糖の豆乳やブラックコーヒーで割る
- 甘味料不使用のプレーンと半量ずつ混ぜる
詳しい対処はプロテインが甘すぎる原因と対処法にまとめています。
まとめ
人工甘味料なしのプロテインを探すときは、商品名より原材料表示を見ます。添加物欄や「/」より後ろに「甘味料(○○)」があるかを確認するのが、いちばん迷いにくい方法です。
「無糖」は甘味料不使用とは限らず、「人工甘味料不使用」と「甘味料不使用」も同じではありません。どこまで避けたいかを決めてから、小さいサイズで味を確認してください。
プロテイン全体の選び方はホエイプロテイン6種を比較で、甘さ以外のお腹との相性や溶けやすさも比較しています。
参考資料


